令和7年(2025年)5月22日(木)、飯野地区市民センター大ホールにて、社会福祉部による春季講座が開催されました。今回は、飯野地区の民生委員や児童委員ほか社会福祉部部員及び関係者が多数参加し、地域福祉の向上に向けた貴重な学びの場となりました。

講座の冒頭では、地域づくり協議会の南条会長による挨拶が行われました。その後、東京からお越しくださったコクヨ(株)様による「認知症予防セミナー(徘徊対策)」が開かれました。本セミナーでは、徘徊対策に役立つ端末の説明があり、参加者は興味深く話を聞いていました。
この端末は元々、子ども向けに開発されたものですが、現在、一部の地域では高齢者のために活用されているモデル地区もあるそうです。講義では、その具体的な使用例や、端末の特徴について詳しく解説されました。質疑応答の時間には多くの質問が寄せられ、参加者の関心の高さがうかがえました。
参加者からは、「かなり正確な位置と足取りが把握できるようだ。発見訓練に活用できたら面白そう」といった声も聞かれました。認知症予防や見守りの観点から、新たな可能性を感じさせる内容だったようです。


講座の最後には、社会福祉部の梅本部長より閉会の挨拶があり、参加者の今後の活動への意欲を高める内容となりました。今後も地域福祉の発展に向け、このような学びの場が提供されることが期待されます。