大盛況・第一回「飯野まつり」!当日を振り返ります。

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秋空の中、満を持して、地域全体を上げて開催された「飯野まつり」。
2023年11月4日(土)、社会福祉センター・労働福祉会館にて様々なイベントが開催されました。
およそ3000人の皆様にご来場いただいたイベントの一日を、当日の写真と共に振り返ります。

朗らかでさわやかなオープニングセレモニー!

メインステージにて開会が宣言されると、創徳中学校吹奏楽部の皆さんによる華々しいオープニング。秋の爽やかな空気の中、明るく力強いメロディーが響いていきます。
続いて地域の園児の皆さん(ぐみの木ほいくえん、あかつき保育園の皆さん)の可愛らしくも息の合った舞台。
そして天高く賑やかに始まる、よさこいチームの方々の勢い溢れる演舞。大地まで踊り出しそうなパッションが弾けています。

ステージには、飯野高校の皆さんがデザインしてくださったポスターが華やかさを盛り上げています。さすが未来のデザイナーが作成したポスターはそれぞれが素晴らしいセンスで、どの一枚をとっても見ごたえがあります。
これはメインステージを見ているだけで、一日があっという間に過ぎていきそうです。
まだまだ演目は続きますが、他のイベントも気になります。いろんな場所を巡ってみましょう。

地元の生産物、大安売り

群がっています。ものすごく人が群がっています。皆さん一定の距離を取り、マスクも着けて感染症対策に配慮はされていますが、かなりの賑わいです。

こちらはメインステージ右横のエリア。
地元の新米、お野菜、玉子、焼き芋、ドリンクなどなど、とにかくお値打ち。

販売時間を設定して整理券を配布したコーナーもありましたが、完売までは爆速だったようです。
一日限りのお祭りならでは、ですね。
楽しみにされていたのに惜しくも買い逃された方、本当に申し訳ございません。

eモータースポーツ大人気!

労働福祉会館の階段を上ると、我らが鈴鹿市ならではの体験コーナーがありました。
eスポーツのレーシングシミュレーションブースです。

憧れのコースをドライバーになって疾走!臨場感がすごいとのこと。
ここにも順番をワクワクしながら待つ方々の行列ができていました。様々な世代の人たちを魅了したようです。

落語や手品に笑顔が満開

労働福祉会館の建物内ステージでは、手品や落語の催し物もありました。

桂三発さんの一席に座は大盛り上がり。笑い声が絶えず、場内に響いていました。
ゆったり座りながら本物の噺家とその場の空気を共有できるのは、大変に贅沢な時間ですね。

防災を考える

防災関連の体験コーナーも充実していました。地震体験車、水消火器の体験ブース、煙体験ハウス。

400人以上の方が地震体験車を体験。
「これから揺れますよ」と宣言されても、実際に揺れるとびっくりします。皆さん、自身の身を守るダンゴムシのポーズで、しっかり防御されていました。
「あれだけ揺れるのか」という感覚を基に、ご自宅でのご準備も今一度備えていただければと思います。

消火器も、出番がないに越したことはありませんが、いざというときにしっかり使いたいですよね。手順を守らないと、最悪の場合、ただの踊り回る水吐きマシンと化してしまいます。
こういう機会に体験しておくと自信がつきますね。そして「火元」の的に当たると結構気持ちがいいです。
煙体験ハウスは、入口から侵入して無事に出口から出られたらOKなのですが、充満する煙の中は、思ったより先が見えません。
低い姿勢で進むのも意外と大変。こちらもなかなかできない体験。
挑戦された方、お疲れさまでした。何かつかめましたか?

お腹が空いたらキッチンカー!

地震に揺られたり、火を消したり、少し疲れてお腹が空きました。
幸い、同じ屋外の敷地にキッチンカーが並んでいます。ゆっくり食べられるように大きなテントや椅子も用意されています。
さて、何を食べましょうか?お好きな品を、皆さん楽し気に選んでいました。

お化け、怖かった?

社会福祉センターの中にも入ってみましょう。ここでも様々な催しをやっています。
太極拳、ボッチャ、輪投げ、まだまだあります。

飯野高校の英語コミュニケーション科さんによる「海外の遊び紹介コーナー」も人気でした。異文化交流、驚きの連続です。
お国の違いを楽しく勉強しつつ、その横では日本古来の掃除道具さんぱらい(ハタキですね)を作ってみるというブースも。
この「あれこれ体験&作成スペース」は、いろんなチャレンジが楽しめるところで、こちらもかなりの人気。たくさんの人が往来されていました。

そして「子どもお化け屋敷」から聞こえてきた悲鳴を、忘れてはいけません。あの中で一体どのような恐ろしいことが起こっていたのか・・・。それは実際に体験した人でないと決してわからないでしょう。
どうでしたか?お化け、怖かったですか?

お体の調子もチェック

再び労働福祉会館に戻ってみましょう。
eスポーツや落語は2階でしたが、1階では地域包括支援センター「つゆくさ」さんによる「健康チェック」コーナーが開設されています。
骨密度計測、体組成計測、健康相談。
目の前に地域包括支援センターさんというプロがいて、すぐに自分の計測結果に基づくコメントがもらえるのは心強いですね。

社会福祉協議会さんによる福祉サービス・相談や、ハッピータウン農場と福祉工房さんによる生産物販売もありました。丁寧に編まれた組紐のグッズが見事でお値打ちでした。

同じフロアで展示されている「鈴鹿に生息する動植物」にも、時間をかけて観覧している方々が何人もいました。改めて自分たちの住んでいる地域のことを知る機会になりました。

防災エンスショー

さて、屋外のメインステージでは、また異なる演目に移っています。
阿部清人さんの「防災エンスショー」は、科学の実験などを通して防災のことや地震のメカニズムまで学べる、お得で、しかも楽しいマジカルステージです。
午前と午後の2回公演は嬉しいところ。午前の部が見られなかった人も午後には見られます。

阿部さんの軽妙なトークと、舞台を飛び出して客席をも巻き込む摩訶不思議なテクニック。
眼前で繰り広げられる実験に子どもたちも夢中でした。

お猿さんと撮影!かりんちゃんとも撮影!

鈴鹿猿回しの見事なご披露にも歓声と拍手が上がります。これはまるで出初式のような?!
そんなスペシャルなお猿さんは、記念撮影にも応じてくれるサービス精神たっぷりなエンターテイナー。

手先の器用さ、地元の知識、これはイケてるかも?!

メインステージではいよいよ参加型のイベントが開催です。
我こそは指先の職人、と自負する皆様による「豆つまみ大会」いざ開始!片手にお箸、片手にコップを持って、お皿の中の小豆に立ち向かいます。
時間内にどれだけつまめるかな?中腰の人、膝をついて距離を詰める人、左利きの人も右利きの人も、こればかりは読めない勝負です。
ご家庭内でもう一勝負しても楽しいかもしれませんね。

ご当地クイズにも、沢山の方が参加してくださいました!
「これは〇かな?」「いや×やろ!」ロープで区切った〇×の陣地を行ったり来たり。
さて、皆様どれだけ正解されましたか?

コレクションしたくなるオリジナルスタンプ

スタンプラリーは、たとえ景品がなくても集めてみたくなるもの。
全て手作りの味わい深いスタンプは、コンプリートすると楽しい結果になります。

更に先着1000名様にもれなく記念品プレゼント。このイベントでしか入手できない記念品です。
そして何と言ってもこのお祭りは「第一回」。初回のアイテムを入手されたチャレンジャーの皆様、おめでとうございます。

ご参加いただき、本当にありがとうございました!


御礼。そしてこれから。

当日、パンフレットとともにアンケートをお配りしたところ、たくさんの方から「次回開催」を望まれるお声が寄せられました。ご回答者の9割を超えるお声でした。本当にありがとうございます。

飯野まつりを企画して4年、その間にはコロナ禍があり、協議会としては当初の予定通りに計画が進まないジレンマも抱えました。
それでもこの日、多くの方がご来場くださったこと、その多くの方が次を望んでくださったこと、それは動き始めたばかりの協議会としては大切な第一歩となりました。

たくさんの貴重なご意見を糧に、飯野地区地域づくり協議会では、これからも地域の皆さまに寄り添い、「みんなが笑顔で暮らすまち 飯野」を目指します。
4年ごとに見直す地域計画の第2弾を作成し、2024年度からの第2期に踏み出していきます。

次はまた、違った形での「飯野まつり」になるかもしれません。それとも、全く異なる活動になるかもしれません。

しかし、間違いなく飯野地区地域づくり協議会は、飯野地区の皆様と共に歩んでいきます。
今後の様々な活動に、これからも是非お気軽にご参加ください。ご意見ご要望もお待ちしています。


最後に(事務局からスタッフへの感謝とご挨拶)

飯野まつりを通して、多くの地元住民の方々や地元企業さまとお会いすることができました。
ご協力いただいた飯野地区の自治会長さんはじめ実行委員をされた自治会の皆様、民生委員さま、農業委員さま、体育委員さま、町民会議さま、消防団の皆様、さぎ草の会の皆様、本当にありがとうございました。
また当日のスタッフとして、市や公民館の職員さんや高校生の皆さんも手伝ってくださいました。
多くの人の手を借りてこのようなお祭りを開催することができました。
本当にありがとうございました。

(飯野地区地域づくり協議会 事務局)

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